青いハエ
タケノコのある山に行きました。
近所の方々が公園のように使っている雑木林です。結構な広さがあって、切り株やビニールテープなど、ヒトと山の共存を感じられる古き良き里山といったかんじ。下のほうに開けた広場(畑もある)があって、そこの手作りベンチに腰掛けていたら、足元に アホ毛のように、一本のタケノコが生えていました。竹林からはちょっと離れているんですけどね。
それを囲む野草の面々は、みんなそれぞれの花をつけていて、青く輝くハエもいます。あまり好かれることのないギンバエとは違って、すらっとしたかっこいいハエです。飛ぶ時も、音を立てず、トンボのようにシュッと動くんです。ああこれは目にいいと思って、ずっと眺めていました。